「痔」の種類
痔には4つの種類があります。

①裂肛
硬い便を無理に出すと肛門がピリッと裂けて痛みが走る。出血は紙につく程度だが、切れると痛いのでトイレを我慢し、一層便が硬くなるという悪循環に陥りやすい。
②内痔核
肛門周囲の静脈がうっ血して、肛門の内側にコブができた状態。初期には痛みはないが排便時にぽたぽたと出血する。進行してコブが外に飛び出すと痛くなる(脱肛)
③痔ろう
細菌感染が原因でうみがたまるのが、痔ろう。急性の場合は肛門周囲膿傭といわれ、腫れや強い痛み、発熱を伴う。下痢の後にできることが多い。
④外痔核
肛門の外にできた静脈のコブ。黒豆のような丸いしこりで、激痛を伴う。長時間の立ち仕事や飲酒、ゴルフなどの後に、突然できることが多い。一般的に出血はない。

痔の種類と原因

痔のタイプや重症度によっては、病院での治療が必要な場合もありますが、たいていの痔は日常生活に気をつけたり、市販薬を使ったりすることで解決します。
痔の種類は、大きく三つに分けられます。俗に「いぼ痔」と呼ばれる内痔核や外痔核。
「切れ痔」といわれる裂肛。そして「あな痔」の別名をもつ痔ろうです。
これらのうち、どうしても病院にいかなくてはならないのは、発熱やうみを伴う痔ろう。
それ以外なら、肛門内にできた病変が肛門の外に飛び出す脱肛が指で押してももどらないときと、外痔核が青紫色に腫れて激痛があるとき、切れた所に潰瘍ができたといった重症でもないかぎり、自宅で治せます。
おすすめするのが、お風呂で肛門を温めること。
痔は肛門周囲にある静脈のうっ血によるもの。
その結果、肛門の筋肉が痙攣して悪化します。
お風呂で温めると血流がよくなり、この痙攣も取れて痛みが和らぎます。どんな薬よりも即効性があります。
お風呂以外でも、とにかく温めることが大切。洗面器にお湯をはって腰を浸す挫浴、温水洗浄便座の利用、使い捨てカイロも効果的です。ただし、カイロは低温やけどをしないよう、タオルで巻いて使いましょう。
